肌老化対策のキホンはUVケア/40代からのまいにち使いたい日焼け止め
ゴールデンウィーク。
といっても子供はもう1ヶ月以上ずっと家にいるし、違うと言えばパパ殿がいるかいないかくらいですが…。
私自身は稼働している業務もいくつかあったりして、自粛中ではありますが普段とあまり様子は変わっていません。
とはいえ、『ステイホーム』の生活も1ヶ月超となり。
いわゆる『生活スキル』が格段にあがり今までは「できない」と思っていたことのほとんどは実は「簡単にできる」ことだったという発見の連続がすごいです。
時間のあるなし、ではなく、すべて「視点」「前提」の問題だったことがはっきり見えすぎてこわいくらい。
自粛でこれまでと違う状況になり、はじめはとても悲劇的なものに感じたものですが、
「外へ外へ」という意識では見えなかったことが、「内へ内へ」と社会的に、しかも強制的にシフトしたことでこんなにメリットがあるとは思いもしませんでした。
というわけで日々に『実験』が結構増えています。
最近ベースメイクの実験検証をして日焼け止めの検証と究極ヌード肌ベースメイクを検証していまして。
今日は40代以降向けで、これからもう絶対ダメージを肌に加えたくない!というひと向けの日焼け止めの目的別おすすめを書こうと思います。
“ベースメイク兼”できる日焼け止め/目的別おすすめ
「目的」とは叶えたい質感や肌トーン補正効果のこと。
条件は
- 軽めのベースメイクを兼ねられるもの(毎日使える)
- 専用クレンジングいらず普通の洗顔フォームで落とせるもの
- 塗りやすいテクスチャーのもの
です。
焼けないはずの日焼け止めでも実は焼けちゃうのって案外あるのですねー。
なので40代以降はここは妥協せず選ぶのがあとあとジワジワと差がつきます。
そのあとの肌老化スピードやコンディションをかなり左右します。
特にシワ、シミ、ですね。
消すより作らない、が一番です。
オーガニックな方法なら薄くするだけで何年もかかりますから。
クリニックでも消せますが、コストも手間も時間もそれなりにかかりますしね…。
白くなったりせず、肌の色補正やトーンアップを、素肌が実力アップしたように叶えてくれて、ちゃんと「焼けない」をしっかり実現しくれるもの、でそれぞれの特徴をレポートしてみました。
水ツヤ肌&ワントーンアップ
・ラロッシュポゼのトーンアップロージー
ラロッシュポゼは無色の日焼け止めが上陸以来とっても有名ですが、BBタイプやティントタイプ、トーンアップタイプも出ています。
パウダーのタイプもあります。(粒子細かめでしたが汗にかなり弱そうなので今回の検証は却下。)
こちらのトーンアップロージーを試してみました。
【メリット】
- 日焼け止め効果は信頼どおり。きちんと塗ればほんとに焼けない
- 確かにけっこうトーンアップする。でもわりとナチュラル
- 質感がヌタっと水分をずっと含んだ水ツヤ肌のかんじになり、落とすまでそれが続く。
【デメリット】
- けっこう時間をおかないと上からメイクする場合はパウダータイプだとムラができる(汗)
- トーンアップはするけど“カバー”効果はなし
よくも悪くも水ツヤ感はけっこうあります。けっこう時間経って気がつくと感触はサラサラしてるかんじ。
でも見た目はうるっと感あります。
乾燥はしませんね。
塗ってしばらく(けっこう長め)はヌタっと水分膜ができるかんじなので、メイク下地にする場合はクッションファンデやリキッド、スティックなど、ファンデ自体のしあがりにも水分感が残るような伸びのいいものが向いてます。
じゃないと時間をけっこう要してしまいます(汗)
あと“ローズ”じゃない、トーンアップだけ(たぶん白)のがあるんですが、日本人にはやや白浮きするかな?という印象でした。
(アジア人の肌用に開発しているものなんですけどね…)
濃いクマや強い赤みなどのトラブルカバーはほぼほぼできないのですが、その場合はスポットのコンシーラーがあれば“なま肌”ナチュラルな水ツヤ肌、できます。
(コンシーラーは別の後編で書きます。)
同じく
・ラロッシュのメルトインティンティド
【メリット】
- 日焼け止め効果は信頼できる
- 黄色味があるので浮かない。ほんのり自然に半トーンくらいトーンする(すごいほんのり。)
- うるっと水ツヤ肌が落とすまでつづく
【デメリット】
- トーンアップロージーと同じ
こちらは「どっちつかず」と批評されそうな補正効果ではあるんですが…
究極なま肌!な質感にこだわりたい、自然派な方で、
「完璧に隠すより薄く目立たなくなる程度で十分」だったり
「いかにも白くした、っていうかんじが苦手」だったりする方なら
逆にロージーよりもこっちの方が向いています。
あとこれ1日経過して気がついたんですが、ティントの方は毛穴補正の効果が、わざとらしくない程度にあって、すっぽいのに品のいい肌になります♬
・アベンヌアーバンプロテクション
【メリット】
【デメリット】
- 色がないので補正効果はなし
- 時間がたっても触感もヌタっとした質感がつづくので好みがわかれそう
- 下地としてはファンデなどはよれやすくなりそう
ラロッシュポゼの方は最近だとそのへんで手に入る、というわけにはいかなくなってしまったのですが、アベンヌはそんなことなくたいていの薬局どこでも手に入る手軽さがうれしいところ。
ですが。
色補正効果はないので、「お風呂上がりの状態が続けばいいのに!」というかんじの、とにかく水ツヤ!な欲でしたらこちらかな、と。
あんまりトラブルもなく健康な肌のナチュラルが好きさんにはこれはいいと思います。
とはいえ自然派な使い心地やしあがり感ですが、「焼けない」のは信頼できますので安心して使えます。
ほんとにお風呂上がりっぽくなります(笑)
サラサラ&ハーフマット
水ツヤっぽいのがすきなのでそちらの紹介が多めですが、サラサラ系もふたつほど。
・ちふれのメイクアップベースミルク(イエロー)
【メリット】
- すぐにサラサラになるのでメイク下地にピッタリ
- 上品な色補正効果でこれ1本でも顔色が自然にトーンアップする
- すごく安い&どこでも買える(笑)
- コンシーラーなどを薄めて使うときに便利
【デメリット】
- ちょっと白めに発色するかも
- パッケージでワクワクする、とかはなし(性能に関係ないですがww)
こちらはうっす〜らヴェールがかかる、というかんじのしあがりで、すぐにサラサラになります。
そもそも「メイク下地」として販売されているものなので崩れ防止効果もあってか、夕方までヨレたり落ちたりはほぼないです。
が、プチプラベースメイクもので「あるある」なのですが、どうしても「白め」の色しあがりになるのはすこーしだけ気になる方は気になるかも。
でも許容範囲です。
わたしはよくコンシーラーをちょっと薄めたり伸ばすのに使います。
・資生堂インテグレート スーパーキープベース
【メリット】
- 上品な色補正効果がある
- 白浮きはしない
- すぐにサラサラになるのでメイク下地として使いやすい
- 安い&どこでも買える(こちらも)
- チープ感は否めないけどパッケージデザインはシンプルでスマート
【デメリット】
- 特にないかも?
デメリットが特にないので取り急ぎこれを試しで使ってみるのもありかもしれませんね。
やっぱり資生堂さすが!というクオリティの安定感はプチプラでも不動です。
ただこれも「下地」として販売されているものなので、「ツヤ」を求めるならラロッシュポゼやアベンヌに勝敗です。
が!
これにインテグレートとマツキヨのコラボ商品である
『フラットスキンメーカー』
↓下の赤いキャップの、ですね。
これを上からオンすると…
絶対ヨレない崩れない、わたし的に最強かも?と思う、一枚別の肌移植した?くらい究極シンプルなのにフローレスな肌メイクが完成します!
肌の実力超アップして見えるのに色がないのでシワに入り込み目立つこともなく。
汗をかいたりしても特にぐずっと崩れることもなかったです。
直射日光が当たると若干日焼け止め効果にはラロッシュポゼやアベンヌ(SPF50 PA++++)のときより不安はちょっぴり出ます(SPF30 PA+++)が、帽子かぶるとかすれば許容範囲です。
(ケアなしだと帽子かぶっててもひなたを歩くのは怖いです。)
まとめ
いろいろあるので選びにくくてそのへんの安いのでいいや!ってなりがちな化粧品全般。
手頃なのとそうでないのと差が極端なような気がしてしまうのもあるし、数がありすぎるのも悩む原因になっちゃいますよね!
使用感とか、40代以降のリアルな感想、ちゃんと全部使用して確認したものを紹介してみました。
たくさんの肌に触れたこと、
たくさんの「メイク苦手さん」とお会いしてきたこと、
そのことが今回のアイテムのセレクトの基準です。
50歳もそう遠くないですからね…。
このポリシーはずっと変わってませんが、わたし自身納得できないものは紹介はしない基準は年々厳しくしています。
不自然に、じゃなく、ちょっと若返ったかな?っていう、ささやかな変身。
でも気持ち的にはとっても大きなウキウキ。
きっと毎日誰かのために忙しい女性が、忙しい日々でも自然体で叶えたいのはそんなよろこび。
変わりすぎて鏡見るのが怖くなる、なんてステップは踏まないで済むように。
参考になれば幸いです(^^)
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