「顔」を見れば見つかる、生命力を低下させる無自覚な”カンチガイ”

この記事は2017年ごろに運用していたアメブロに書いた記事。

偶然なのか、この外出自粛がさらに長引こうとしているこのタイミング(2020/4月末)で「ああ、書かなくちゃ!」と目に止まった下書き 。

この激しい潮流が過ぎ去ってしまうまえに、ぜひ腑に落としてもらいたいことであり、ぜひ活用してもらいたいと思う認識なので「今」あらためてアップします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここ数年ものすごくメジャーで受け入れられる観念になってきた

「自分を満たす」

という概念があります。

 

戦後からすごいスピードで変化してきた社会構造や文化、さまざまなシステムで心を病むひとの人口がものすごく増加してきた背景からか、

心理学やスピリチュアル(引き寄せなど)が”あやしいカルト的なもの”や”著しい精神疾患のひとのためのもの”ではなく、ごく一般に学問として受け入れられてずいぶん久しいですよね。

(それ以前はそのことに関与したり研究したりすることってあんまり公にしちゃいけないような雰囲気があった気がします。)

 

うつやいじめの質が変わってきたころから一般向けにひろくわかりやすく書かれた心理学やNLPの書籍が書店に大々的なコーナーが設けられたりするようになり、

テレビにそういったカウンセラーの方が取り上げられえてレギュラー出演されたり、

たぶんここ10数年の間にそういう状況が生まれてかなり一般的に広まりましたよね。

 

ここ数年でメインストリームだったな、と思うのが冒頭の

「自分を満たす」。

ですが。

 

提唱している方々の背景にある(主にアメブロを中心に活躍されていて著書もたくさんある、有名どころの方々をイメージしています)

  • お金
  • 目新しい成功
  • パートナーとの羨ましすぎる関係性
  • どんどん増えていくブランドものたちのビジュアル
  • 容姿の美しさ

とかもろもろの表面上の、

しかもどうやってもそのインパクトの強さにまやかされるエネルギーの強い要素たちを見て

「自分を満たす」

=現状を見ずに高級な買い物をする(高級なホテルのスイートに宿泊する、など)

とか

「自分を満たす」

=怒りや苦しみ、不平不満などを感情をどストレートに吐き出す

といった認識を受けがちな発信かもしれないなあ、と感じたものでした。

 

 

それは発信側に問題があるわけでは全くないのだけれど、情報というのはいとも簡単に受信側で変換されてしまうものであることを、拙いながらホソボゾと発信を10年以上続けてきた身としても、

幼い頃から読書マニア、情報フェチ(?)と自称できるほど、とにかく”受信”、”リーディング”行為を呼吸するように日々の生活に欠かさない受信者としての身としても。

 

「自分を満たす」のに「条件」や外的要素が必要、と思ってる方は少なくないと思います。

たとえば”不足を感じているものを埋めること”だったり、”欲しいと思っていたものを思い切って買う”ことだったり”したいと思っていた体験をすること”だったり。

もちろんそういう要素も「スキマや欠乏を満たす」という意味ではひとつの段階的アプローチとしては合っています。

 

しかし。

それを「満たした」と思っても、それが完了した途端に「もっと上へ」ってなるんです。

だからちゃんと見ると「満ちてない」。

 

じゃあ何が「満たされる」ってことになるか。

 

それは外側からじゃなくて、常に内側からしか起こり得ないのです。

 

あ、今疲れてる

寝たい。ねよう。
やすもう。かえろう。
近くにいるひとにちゃんと言おう。

 

あ、今イラっとした。

いやだって言おう。こうしたい、こうしてほしいって望み、伝えよう。

あ、今これ飲みたいって思った。ここ行きたいって思った。これほしいって思った。

すぐのもう。
いまいこう。
いまかおう。

そんなシンプルで、延々毎日毎分毎秒のようにつづくそれをちゃんと「満たす」をできているかいないかは、鏡で「顔」を見ればわかるのです。

 

肌の色艶やコンディション。
トラブルの場所によって具体的に内容を言い当てることもあってよく驚かれます。

 

「自分を満たす」というのは、

自分の「今」を、湧き上がったどんな感情も、どんなささいなつまらないこともただひたっすらに見逃さず、

心の奥底にある本当の純粋な望みを見つけて、それがどんなに小さな、どんなに瞬間的なことでも都度つど、叶え続けてあげること、です。

 

もうちょっと具体的にいうと

 

ちょっと「無駄遣い」と罪悪感が出てきても、「今それしたい」を「今」ちゃんと実行する。で、ちゃんとできたことを喜ぶ。

生産性のない時間だ、と損をした気分になっても、「何を損だと認識しているのか」を発見できるチャンスだ、と気づくこと。そしてそこから自由になるのもならないのも自分だと知ること。(知ったら感謝が勝手に湧き出ます。)

 

あのひといやそうな顔をしてたかも・・・と気になっても、実際嫌なことを言われたりされたりしても、”傷ついた自分”と一緒に、「いやな態度を取る」ことへの自由を否定している自分に気づくこと。

そして”傷ついた自分”でい続けるかどうかを決められるのは自分だけであり”傷つけられた自分”でいつづけ相手を”傷つけるひと”でいつづけさせるのも解放できるのも自分だと知ること。

 

「出費」しちゃって「罪悪感」で死にそうになっても、未来が絶望で真っ暗になっても、その映像は過去の焼き直しかもしれないことに気づけるチャンスであることと、未来は科学的にもちゃんと「未確定である」と多くの著名な研究者に観察されていることを知るチャンスであること。

やっぱりちゃんとその、単純に自分の内面だけで起こった取るに足りない(ような)認識のシフトや感情の変容によろこぶ。

 

「満たす」ってこんなこと。

 

人間の脳はほっておくと常に「思考」しているし、簡単に感情に弄ばれます。

そしてすぐに「見えること」に縛られ、それだけがすべてだと信じ込んじゃう。

 

でも信じたそのことも、間違いない!って算段するリスクヘッジのための”計算”も、すべては本来なら「未確定」の磁場にあるものなのに、「確定要素」として固く、つよく、信じてしまうことでしっかり現実にするまで呼び込んでしまう。

 

ある意味すでに「満たす」のシステムは活用してきているので、それを「意図的」に変換するだけでもあるんです。

 

「満たす」ための全ては「どこか遠く」にあることじゃなく
外側の条件を揃える必要もなく、

目の前の出来事から引き起こされる感情のねっこ(つまり完全に内側)にあること、ですよね。

 

でも感情や自分の欲求を押し殺すことが当たり前だったりすると、だいたいその本当はシンプルで無邪気な「望み」は無意識下のところにいっちゃって。言語化すら困難な状態にあったりします。

 

だから必死に見当違いな”自分満たし”を、不足や不平、不安、不満を「埋める(満たそうという意図だけど)」ためにがんばったりしてしまう。

 

ちなみにこれ、生命力を著しく蝕み低下させちゃうすごい消耗行為です。

 

たとえば帯状疱疹や口唇ヘルペスを繰り返す方などならわかることですが、普段はウイルスは体内で『共存』しています。

それが疲れたり、なんらか本来望んでいない状態を自分に強いたり言いたいことを言わないということで発症したりします。

わたしは口唇ヘルペス持ちですが、必ずできるときには「我慢して相手を優先して言えずにいること」があります。

あまりにも自分の中で「当然」すぎて無意識すぎて、改めて見直すと「そんなこと?」というようなささいなことだったりします。

 

ちなみにわたしたちは普段からずっとずっと目に見えない菌やウイルスと共存してきています。

肌の上にも、体内にもわたしたちの体には100兆を超える常在菌がいます

生活の中、空気中、土にも製品の表面にもどこにも、常に菌やウイルスは存在しています。

 

おかげで均衡を保たれたり、例えば風邪をひいたりすることは遺伝子的には「変容・進化」が遂げられているということでもあります。

 

病気になるかならないか、というのは、このことに気づけてるか気づけてないか、
気づいてなくても地で「つねに自分に正直」を生きているかいないか、

そこはかなり影響を与えることだということは、今とても大切な情報だと思うので特筆しておきたいと思います。

 

がんばっていてもくるしかったりうまくいってなかったりするなら、早く気づいて修正する必要がありますね。

たいせつないのちのためにも。

 

だから何かを変えたいときは、鏡を、「顔」を、よく見てみてください。

そうしたら気づけます。

 

ちゃんと自分を見れているか、いなかったかを。

なにを望んで何を望んでいないのかも。

 

「自分満たし」がいまいちつかめない、という方でも、ゆーこメソッド(と呼ばれるのでそうしておきます)中心核の”「触れる」を変える”を実践してみることで、感覚としてのディティールは理解できます。

 

外出自粛、STAY HOMEの今、あらためて「顔」を見るという行為を、見直してみる。

自分とのつきあい方を見直す。

 

きっとそれはこれからを生きるなによりのチカラになるはず。

 

※公式LINE、やっています。ご質問などはこちらからリクエストいただくと記事などに反映しますのでお気軽にどうぞ🎶

Viemag 公式LINE

Follow me!

スポンサーリンク
by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です