「なんにもしてないですよ」の中身。何をして何をしてないのかをくわしく書いてみる
こんにちは。
ここ最近また大きな変化の流れがありました。
が。
やっぱり意図して自分で起こしてたことをノートを見返すとはっきり書いてあるのにびっくり。
やっぱり「変わる」ってエネルギーいるよなあ…
と、数日体調崩してしまっていました。
心身の調整は決して「無感覚」ではないと痛感しているこの頃。
むしろときに強烈な「痛み」がともなう。
そんなことを思ったら、スキンケアでもよくヒトに聞かれても
「なんもしてないですよ。」
と答えたまま、ちゃんとそれをくわしく明らかにしてこなかったことに気がつきました。
「なんもしてない」って言ったって、中身は完全な“ゼロ”とか“空(くう)”なのか?って言ったらそうじゃないですからね。
あくまで「やってる!」と即答できるような方のように、“努力”と呼べるようなものでは全くなく、
実際ズボラ極まりなく、使っているものも手頃に揃えられるようなものばかりで、実際作業してる様子みても動きがものすごく少ないもんですから…。
それに間違っても“がんばって”はいないのでそう答えていたんですが…
エイジングケアに関しては納得のいく検証結果を出せていなかったというのもあり。
が、先日そこにはしっかり納得のいく答えが見つかったので、じゃあ「なにをして、なにをしないのか」をくわしく書いていこうと思います。
1:ふだんのスキンケア/「なにもしない」とは
あまりお見せするようなもんじゃないですが、昨今のノーメイクのノーフィルターの状態です。43才のリアル。
ふだんのスキンケア、ここで書くべきかどうか結構悩みますが…、けっこうなスボラです。
✔洗顔
=クレンジングウォーターで拭き取り/または洗顔フォームにクレイを混ぜ洗顔
※たいてい”ほぼノーメイク”かごく軽いメイクしかしないので
✔保湿
=化粧水のみ/または化粧水〜一滴オイルを混ぜたクリーム(てのひらであたためながらぎゅっとなじませる)
以上です。
いま使っているのは
洗顔フォームはこれ↓
と
化粧水は何度か載せてますがこれ↓です。もう5年くらいこれで落ち着いています。
です。(シミが薄くなったとか、肌の透明感があがったとか最近よく言われます。これしか思い当たるものがないのでこれのおかげかと。)
ちなみにメイクしなかった日は洗顔はクレンジングウォーターでの拭き取りのみ、保湿は化粧水だけのときもあります。
必ずしも泡だててフォーム洗顔を毎日しなきゃ!とかそういう決まったルーティンは設けてません。
2:なんか”くすみ“が気になる…ときの「する」こととは

Photo by Isabell Winter on Unsplash
そんなズボラなことやっててもトラブルって基本はなくって調子もいいですが、体調や心理的な影響で
なんかくすんでる…と鏡の中サエない自分を発見する日ももちろんあります。
人間だもの。
そう思ったときは、1ときの洗顔の行程が
まずクレンジングウォーターで拭き取り
↓
そのあとクレイで2〜3分パックする
にアレンジされます。
このとき泡洗顔はしません。
こういう日の保湿は
心を込めててのひらで自分をあったかく包むように労るかんじで保湿作業をします。
↑ここ。
これはそう意識した方がいい、なんていう程度のことじゃなくてマストな、
大切なケアの行程のひとつです。ここを投げやりにすると効果は半減します。
クレイは乾ききらない2〜3分の長さで流します。乾ききるまでやるとちょっとダメージがかかります。
3:小鼻の毛穴の黒いのが気になるとき「する」こと

Photo by Adriana Chionetti on Unsplash
これも体調次第でけっこう変調がありますので、こういうことがたまには気になります。
毛穴パックでひっぺがしたり毛抜きで引っこ抜きたいその気持ちはわかりますが、25歳以降はそれを習慣的にやっていると致命的な跡が残るか毛穴が拡がったままその大きさから戻らないなどが起こります。
それを直すのは…それを作った時間よりもずっと途方もない時間か、その時間プラス相当な額も投資を必要とします。
25歳を過ぎているならだんだんと皮膚の生まれ変わりサイクルがゆるやかになりはじめる頃なので毛穴や角質のケアは大切な習慣ですが、
できるだけシンプルに、そして優しいのを気長な気持ちで、がベターです。
その答えはあまり時間をおかなくてもわかるけれど、時間の経過が長くなったらなおさらわかります。
基本的に2の方法と同じ方法にちょっとアレンジをします。
2では全顔をクレイパックしますが、このケースではその週は2〜3日に一度のスパンで小鼻まわり(他に毛穴が気になる部分があればそこも)だけにクレイパックをします。
※クレイが乾ききらないくらいで流すこと。乾ききるまで長い時間を高い頻度でやると逆にダメージになるので。
保湿は2のときと同じように労わりの気持ちをプラス。
それでも角栓が浮いてくる…とかじゃなければ保湿は他の部位の肌と同じにしっかり保湿します。
パック後に自分の皮脂と水分バランスがすでに整ってる!と思えるようであれば、その部位は化粧水のみで整えるくらいにします。
短時間のパリパリにしないパック方法なら、肌が必要以上に乾いたりせずむしろつるっとしてるけど潤ってる…というかんじになるはずなので。
4:吹き出物が出ちゃった…というとき

Photo by Content Pixie on Unsplash
年齢重ねると出ない問題だと思ってましたけど、体調により出るときありますね。
そんで治りにくい(汗)
あとチョコを好んで食べてた週の翌週はわかりやすくでます(笑)
そういうときは吹き出物は憎まず(これほんと大事。憎しみや否定の産物はそれ自体の増強です)
1のケアとは行程は特に変えません。
保湿方法も変えませんが、吹き出物のところにクリームを塗るのは避けます。
ちなみに”代わりに”ではないですが、吹き出物にアプリコットオイルをちょちょんっとつけたりしてます。
吹き出物にオイル???と思いますよね。でもこれが実にいいのです。
オイルならなんでもいいわけではないので、きちんと品質に定評や信頼のあるところで入手したもののみを使用することを厳守されることをおすすめします。
わたしが購入している先はこちら。↓
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー公式サイト
オイルとはいえ、ビュリーで扱っているだけでも90種以上あり、それぞれの効能、特徴がありますのでじっくりスタッフの方からアドバイスを伺うのも良いと思います。
相性もあると思いますので、細かいご自身の特徴などをしっかり伝えられるとより的確なヒットに繋がりますので対話から共同作業で見つける、というかんじですね。
「よく知らないので教えてもらいたいんです」って伝えると、懸命に有益な情報を伝えようと教えてくださいますよ〜
わたしは今年で43歳になりますので”吹き出物”と言っても若い人のそれとはちょっと違って、代謝が落ちていることが大きな要因。
今持ってるアプリコットオイルはそうした代謝に効果を発揮してくれる面を持っています。
相性どうかな?と気楽な気持ちでためしたところ、翌日ひどくなったり痒くなったり大きくなったりせず、かつ治りが早くなったのを確認したので以来そうしています。
万人にいいですよ、とは言いませんが、エイジングケアの一環として活用するには質のいいオイルはとてもいい味方をしてくれます。
しっかりアドバイスや下調べをして信頼のおけるものを使うとそれはすぐに実感できると思います。
◼︎スボラだけどこれだけは欠かさない唯一のこと
1〜4と4つの方法とアレンジを書きましたが、代表的な肌悩みに対しての「なにをしてなにをしない」はカバーできたのではないかと思います。
実際わたしはほんとうにこれだけのことしかやっていません。
モノだって全部一から揃えても2万円かそこら?ですかね。あんまりお金もかかっていません。
そんなふうにほんとにたいしたことをしていないズボラなわたしですが、たったひとつ欠かさないことがひとつだけあります。
それは
自分の気持ちや思考(心の状態)を、驚かれるほど繊細に「見る」ということ。
そこに偏見や否定がないかを常に出来事や感情から拾い上げて「声」を聞いています。
なぜならそこに偏りがあれば表情がこわばるし、肌もハリを失いかげってしまうから。
いわゆる美容の成果って、必ずしも外見にこだわってるから生み出せるというものじゃないです。
どんな肌のきれいな人だって人間ですから。トラブルあるときもあります。
メイクレッスンやセミナーなどで相談に来られる方でけっこうここを勘違いされている方が多くてびっくりしたことがなんどもあります。
「わたしは特別ダメ…なんです、きっと」って。
「特別乾燥肌で…」とか「そういう体質なんです」っておっしゃる方がほんとに多くて。
でもヒアリングすると単に習慣が作り上げた状態だということがわかるので、細かく変えた方がいいポイントをお伝えするとえ?そんなことで?と驚かれる。
でもやってみると本当に簡単に変わる。
なんなら”努力”とか”懸命”を捨てたのに。
そして美容とは関係ないことで、わたしが感じ取った「こんなこだわりや思い込みがないですか?」って聞くと100%の確率でそうとおりだと。
そっち変えてみてください、と言って、なおかつケアのシンプルな根底の部分を変えてもらうとどんどんきれいになっていかれる。
究極言うとずっとずっと美しく歳を重ねることって自分の気分をちゃんと自分で責任持って明るい方へ導いていけるかどうかにかかってると、わたしは思います。
「美」という外的なものに執着を強くすればするほど「美」から遠ざかる。
たとえば美をアゲるのに「ハマる」のは単に趣味のひとつとして遊ぶようにたのしむかんじなら健全。
ステレオタイプな、誰かの賞賛するような、自分以外の誰かになろうとしてないか。
”じぶんのからだ”という自分に与えられたギフトである『物質』をどう捉えるのか。
どう活かすのか。”今”この瞬間瞬間どういう状態なのか、きちんと感じ続けられているだろうか。
長年のおつきあいのお弟子さん的クライアントさんたちは自らも言っていたけれど
「なにを使う」とかそういう表面的なものじゃない
のです。
まわりの人間関係から感じ取るものからだって、しっかり影響を受けるのです。
どうすればいいか、とうhow-toや「具体」はもちろん存在するのだけど。
ぜひ実際にやってみて体験してみてもらいたいな、ということをこれからもどんどんあげていきますね。
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