自分にぴったりの眉を描けるようになる!眉バランスの取り方解説
自分の顔で最高にバランスがよく見える眉の形のとりかた。
わかるようなわからないような、でやってることがほとんどだと思います。
美容のキャリア15年になるわたしでも「これだ!」って定義を自分で見つけるまでは、教えられた定義の通りに描いていてもバランスがなんとなく???となることもあったり、なんだか一昔前の顔になったりすることも(もちろんその瞬間に直しますがww)。
ひたすらじ~~~~っと観察しながら
細かく細かくバランスを見て描く、を積み重ねてきました。
その中で見つけた「誰の眉もちゃんとそのひとのモノになるめやす」の基準。
説明できるとこまで理論立てるのに数年かかりましたが、見つかったらもう安心。
誰がやってもバッチリ効果がはっきり違いが出るので、ぜひぜひ試してみてもらいたい法則を公開します♡
◾️⑴眉頭(まゆがしら)と眉尻(まゆじり)のめやす
まず目安は自分の「目」。
目を基準にバランスをとっていきますよ〜。
まずは描きやすいと思う方の眉でいいので、左か右のどちらかで実際に見ていってみましょう。
※左右で眉も生えグセが違うので、書きやすい方とそうでもない方があると思います。
そういうのがなければどちらの「眼」でも構いません。
目安にするポイントは3つ。
じゃん。
まずシンプル(?)な図から。
※わかりやすく解説するため図には「もともと生えてる眉毛」を描かずにおいてます。
目のひとつ上に描かれている線(図では♡の印がある線です)は、眉頭(まゆがしら)のはじまりと高さの目安です。
※地毛の眉毛の眉頭(まゆがしら)側の一番目に近い(低い)ところが線の位置のめやすです。
眉頭(まゆがしら)のはじまりは、目頭(めがしら)の延長線上か、それより鼻ではなく目の方に内側の部分からはじまると良いです。
ちなみに眉頭(まゆがしら)側の毛は基本的にいじってはいけないところ。
大きく削ったり変形させたりすると全体のバランスが崩れてしまいます。
例えば眉頭(まゆがしら)が目頭(めがしら)よりも鼻側に近いと「キツく、ゴツく」見えやすいです。
反対にあまり内側に入りすぎると「ヘナヘナ〜」っとしたイメージになりやすいです。(伝わりますかねw?)
そして、眉尻(まゆじり)も、最初の線と同じ高さで終わるようにします。
眉頭(まゆがしら)のはじまりと眉尻(まゆじり)の終わりの点とを同じ高さにする理由は、イメージや印象が激しく変わってしまわないため。
高さが眉頭より低くなれば「下がり眉」になるし
高さが眉頭より高くなれば「吊りあがり眉」になります。
目指すところ…ちょっと違います…よね?
逆に言うとそうしたい場合は高さをそうとれば良いということでもありますが。
◾️⑵眉の高さのめやす
目のふたつ上にある横線は眉山の高さを示すめやすです。
だいたいひとさじ指の幅くらいでおさまるくらいがベターかな、と思います。(1センチ程度まで)
眉の高さは眉尻や眉頭からあまり離れてしまうと角度が付きすぎます。
反対にあまり近いと直線に近づいてしまいます。
そうると一文字眉になってしまったり、トンガリ山なヒステリックなかんじの眉になってしまいます…。
怖いのは目元のパーツはほんの1ミリ〜数ミリでもバランスが上記に寄ってしまうと、実際にしっかりそういう印象に見えてしまうところ!
なので強調してます!
ご注意を…(^_^;)
◾️それぞれのポイントを結んでみると驚きの効果が!
それぞれの交差するポイントを直線で結んだラインがじぶんにぴったりの眉のバランスの中心の核になります。
そのバランス上で
太すぎず細すぎずのちょうどいいバランスの太さで
眉尻に行くほど繊細に細くなっていく形でつくると
こんなふうになります。(図はちょっとうすいですが…)
忠実にこのポイントにしたがって眉を描いてみると
- 眉だけが浮くことが絶対になく
- なぜかアイメイクしていなくても目がすっきりと大きく見え
- 顔立ち全体のバランスがすっきり見える
という見た目の効果もはっきり感じられるのです。
ちなみに太眉にする場合は下側を太く足すといいです。
なぜなら眉が目に近ければ近いほど目が大きく見えるから!
反対に遠いと目の大きさが小さく見えます。
これはもともと生えている眉の形を整えたい場合にも、いらない高さを剃って削ったり、太さをカットして細くしたりするためのガイドになります。
ぶきっちょさんで、きちんと計測したい方は実際に顔に線を描いたりしてもよいですが、鏡の前で片目を見ながら、
ペンや歯ブラシなどその辺にある直線が測れる道具を当ててみて高さを確認してみるだけでもOKです。
眉毛のトリミングは上級さんになるので、これについてはまた改めて。
自分の顔でマスターすれば人の顔にもすんなり応用できるので、美容師さんで特にメイク学校いったわけではないけどモデルさん以外の、年代問わず一般のお客様へのメイクの機会がときどきある方にもおすすめです。
是非鏡をじ〜〜〜っと見ながらこのバランスのポイントの効果を確認してみてくださいね♡
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